
世界史教育の最先端=グローバル・ヒストリーを採用した初めての歴史まんが
角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 20 現代文明とグローバル化 一九九〇~二〇二〇年
人間のさまざまな活動が国境を越えてつながることを「グローバル化」といいます。冷戦が終わった1990年代以後、グローバル化が急速に進展する様子と、2010年代半ばになってその動きが反転するさまを、世界を舞台に活躍する日本人の主人公の目を通して描きます。唯一の超大国となったアメリカの動向や世界各地での戦争や紛争、それに日本における二つの大震災(阪神・淡路と東日本)などが重要なテーマです。
【目次】
もしもグローバル化の授業に百年前の生徒が参加したら…!?
第1章 冷戦終結後の世界
第2章 加速する人・モノ・カネの流れ
第3章 テロとの戦い
第4章 世界と人々の未来
定価 1,045円(本体950円+税)
発売日:2021年2月25日
判型:四六判
商品形態:単行本
ページ数:224ページ
ISBN:9784041054376
もくじ
【目次】
もしもグローバル化の授業に百年前の生徒が参加したら…!?
第1章 冷戦終結後の世界
第2章 加速する人・モノ・カネの流れ
第3章 テロとの戦い
第4章 世界と人々の未来
目次と登場人物
第1章 冷戦終結後の世界
第2章 加速する人・モノ・カネの流れ
第3章 テロとの戦い
第4章 世界と人々の未来
内容紹介
グローバル化が進展し世界の一体化が急速に進む。その一方で、その行き過ぎたグローバル化に対抗する動きが世界各地で生じている。
Q&A

Q.
90年代から今までの経験を踏まえ、グローバル化が進む中での未来への展望を考えましょう。
90年代から今までの経験を踏まえ、グローバル化が進む中での未来への展望を考えましょう。

A.
近年、経済や情報におけるグローバル化は加速しており、歯止めをかけるのは難しくなっています。その一方で、先進国と途上国との貧富の差は大きいままです。また先進国においても格差拡大・社会的分断が発生していて、これを背景にポピュリストによる自国第一主義的な政治も見られるようになりました。さらに、地球温暖化問題から分かる通り、経済活動をこのままの形・規模で継続することは地球環境にとって大きな脅威となります。
こうした問題を解決するためには、私たち一人一人が「地球の住民」であるという意識を強く持ち、互いの立場や状況の違いを十分に知って理解したうえで、地球のために協力するという態度を持つことが重要だと考えます。
近年、経済や情報におけるグローバル化は加速しており、歯止めをかけるのは難しくなっています。その一方で、先進国と途上国との貧富の差は大きいままです。また先進国においても格差拡大・社会的分断が発生していて、これを背景にポピュリストによる自国第一主義的な政治も見られるようになりました。さらに、地球温暖化問題から分かる通り、経済活動をこのままの形・規模で継続することは地球環境にとって大きな脅威となります。
こうした問題を解決するためには、私たち一人一人が「地球の住民」であるという意識を強く持ち、互いの立場や状況の違いを十分に知って理解したうえで、地球のために協力するという態度を持つことが重要だと考えます。