
世界史教育の最先端=グローバル・ヒストリーを採用した初めての歴史まんが
角川まんが学習シリーズ 世界の歴史 18 冷戦と超大国の動揺 一九五五~一九八〇年
この巻では、アメリカを中心とする自由主義西側諸国とソ連を中心とする社会主義東側諸国が厳しく対立した「冷戦」の時代が描かれます。両陣営が支援する勢力の間で戦争が起こったベトナムでは、戦いに介入したアメリカが手痛い敗北を喫します。この間、東アジアでは日本が高度経済成長を遂げて韓国との国交を正常化します。ソ連との間に距離を取り始めた中国では文化大革命が起こり、社会が混乱しました。
【目次】
もしも世界のリーダーが合唱コンクールで指揮をしたら…!?
第1章 世界を揺さぶる超大国の対立
第2章 中国 文化大革命と東アジアの発展
第3章 ベトナム戦争とアメリカの失敗
第4章 中東での戦争と革命
定価 1,045円(本体950円+税)
発売日:2021年2月25日
判型:四六判
商品形態:単行本
ページ数:224ページ
ISBN:9784041054352
もくじ
【目次】
もしも世界のリーダーが合唱コンクールで指揮をしたら…!?
第1章 世界を揺さぶる超大国の対立
第2章 中国 文化大革命と東アジアの発展
第3章 ベトナム戦争とアメリカの失敗
第4章 中東での戦争と革命
目次と登場人物
第1章 世界を揺さぶる超大国の対立
第2章 中国 文化大革命と東アジアの発展
第3章 ベトナム戦争とアメリカの失敗
第4章 中東での戦争と革命
内容紹介
東西冷戦構造の下、中東やベトナムでは東西の支援で戦争が勃発。東アジアでは、日本が高度経済成長を遂げ、中国では文化大革命が起きる。
Q&A

Q.
1980年頃の世界で、各国はどのような立場をとっていたでしょうか。
1980年頃の世界で、各国はどのような立場をとっていたでしょうか。

A.
米ソ間では冷戦が続いていました。西側陣営ではアメリカがベトナム戦争とその後遺症に苦しむなか、日本や西ドイツが経済発展を続け、西欧ではEC結成によるヨーロッパ統合の動きも見られました。東側陣営ではソ連が東欧の自由化を抑圧し、アフガニスタンにも侵攻します。
中国はソ連との関係悪化からアメリカに接近し、国内では文化大革命の終結後、鄧小平(とうしょうへい)が「四つの現代化」を目指すようになります。ベトナムでは社会主義の下で南北の統一が果たされました。第三世界においては、第四次中東戦争の終結後、エジプトがイスラエルと平和条約を結んだほか、イランでは革命によりホメイニが実権を握ります。また、アフリカではほとんどの国が独立を果たしました。
米ソ間では冷戦が続いていました。西側陣営ではアメリカがベトナム戦争とその後遺症に苦しむなか、日本や西ドイツが経済発展を続け、西欧ではEC結成によるヨーロッパ統合の動きも見られました。東側陣営ではソ連が東欧の自由化を抑圧し、アフガニスタンにも侵攻します。
中国はソ連との関係悪化からアメリカに接近し、国内では文化大革命の終結後、鄧小平(とうしょうへい)が「四つの現代化」を目指すようになります。ベトナムでは社会主義の下で南北の統一が果たされました。第三世界においては、第四次中東戦争の終結後、エジプトがイスラエルと平和条約を結んだほか、イランでは革命によりホメイニが実権を握ります。また、アフリカではほとんどの国が独立を果たしました。